プリントについて(シルクスクリーンver.)

2019年4月29日
プリントについて(シルクスクリーンver.)

いつもブログをご覧下さりありがとうございます。

もう平成も終わりますね。
平成元年にX JAPAN(当時はX)に出会い、音楽を好きになり、楽器を始め、バンドを組み、グラフィックに興味を持ち、仕事を始め、仕事を通じて沢山のバンドさんに出会い、そしてそんな平成が間も無く終わります。今の自分を形成する全てが、この平成の31年間でした。

寂しい気持ちもありますが、モダンクリエイティブは令和も変わらず頑張っていきますよー!

それでは平成最後の(←使ってみたかった)ブログになります!

ライヴ会場に足を運ぶと物販に並ぶTシャツやタオル。好きなバンドさんのグッズはつい欲しくなります。今日はそんなグッズにおける「プリント」のお話しです。

Tシャツなどのプリントにおいて、最も一般的なものに「シルクスクリーンプリント」というものがあります。

「シルクスクリーンプリント」ってなんぞや??というお話ですが、ある世代より上の方ですと「プリントゴッコ」を想像していただくとわかりやすいと思います。

以上で説明を終わります。

…というわけにはいきませんので、少しお話しさせていただきますと、

シルクスクリーンプリントは仕上がりもとても綺麗で、プリントの耐久性にも優れていますので、オススメのプリントになります。1色ごとに「版」を制作し、グッズに直接プリントしていきます。インクの種類もとても豊富で、工場によってはインクの調合も行ってもらえますので、ご希望通りの色でのプリントが可能です。一度「版」を制作してしまえばあとは版代がかかりませんので、大量に同じものを制作する場合や、追加生産を行う場合などに、このプリントはとても適しています。

しかしその反面、一色ずつ「版」が必要になりますので、多色刷りや、少量生産の場合ですと値段が割高になってしまうため、あまり向いていません。写真や精密なグラフィックなどのプリントにも対応していませんので、刷りたいデザインイメージ、制作枚数などを考慮し、どんなプリントが向いているのかを選んでいくことが重要になってきます。

インクにも種類があり、まずは一般的な「ラバーインク」、布に染み込んでいき、古着のような風合いを出すことができる「染み込みインク」や、わざとひび割れを作ることができる「クラックインク」、ストリートでよく見かける蛍光イエローや蛍光ピンク、蛍光グリーンなどの「蛍光インク」などなど。

一色刷りのデザインでもインクを変えることによって印象がとても変わります。こういった遊び方やデザインの広がり方を楽しめるのが「シルクスクリーンプリント」の良さの1つだと思います!

弊社ではもちろん、デザイン制作をさせていただく上でプリントの向き不向きをその都度ご説明させて頂きますので、どうぞ気軽にご質問ください。いや、むしろ「このデザインだとこんなプリントめっちゃ良くないですか!?」と一緒に楽しみましょう(笑)

本日もお付き合い頂きありがとうございました!

令和も変わらず邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


Modern Creative(モダン クリエイティブ)ではV系バンドさんに関わらず様々なバンドさん、アイドルの方々など、ジャンルや形式を問わずグラフィック制作のサポートをさせて頂きます。

CDジャケット、フライヤーやポスター、グッズデザイン、WEBサイト制作、オリジナルTシャツ作成もオーダー頂けるようになりました。

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